ダイエットを乗り越えるための和菓子!カロリー控えめな最中(もなか)の魅力

今年こそは痩せたい!


有酸素運動・無酸素運動・食事制限・ダイエットサプリなど痩せるためのダイエットを行う上で実行すべきことは多くあります。でも痩せたい想いがあってもなかなか行動に移して継続し続けるって難しいですよね。特に身体のエネルギーを作り出す食事についての制限は難しい部類に入り、我慢しきれずにリバウンドをしてしまうことなど正直あると思います。もしもダイエットを継続的に行うことができればどんなにうれしいことでしょうか!

ちなみに人が三日坊主になることが多い理由の一つに生まれ持って各々が持っている本能の一つの“恒常性=ホメオスタシス“が関係しているともいわれています。ホメオスタシスとは「今の環境にとどまろうとする力」のことで、ダイエット中に自分がもともと心地の良いと環境よりもしんどいことが多く続く環境に入ることで恒常性が働き、もとの生活に戻ろうとして三日坊主で終わってしまうのです。

そんな中で今回は三日坊主で終わらないダイエットのためにも、食事制限の中でも楽しみ(デザート)を増やす事により継続できるダイエットの一つの方法についてお伝えできればと思います。

この文章を読んでデザート!?と思った方は多いと思います。デザートなんて食べれば運動してカロリーを消費したのに水の泡になるじゃないかと思われると思いますが「ダイエットを継続するための楽しみの一つ」としてとらえていただき、あくまでも低カロリーではあるものの食べ過ぎにだけは注意してください!

今回お伝えするデザートは「最中(もなか)」です。最中といえば餡子が入っていて、なんだか甘そうと思われるかもしれませんが、食べる時間や餡子の種類を考えて食べればカロリー数を低く抑えることができるため有意義なダイエットの合間の間食ができると思いますのでご紹介させていただきます。

無理せずダイエット。たまには食べたい甘いもの

ダイエットとケーキ


ダイエットを徹底的に行うことも良いですが、食事制限等で我慢しすぎることで起こり得うることが冒頭にもお伝えしたリバウンドです。このリバウンドを起こさないようにするためにも適度な息抜きは大事になってきます。その中で息抜きの間食として今回は「最中」をおすすめさせていただきます。なぜ最中が間食に最適かについてお伝えいたします。

最中を食べることでのメリット3選


メリット①:あんこで代謝UP!

脂質の代謝を高め、エネルギーに変えることができるビタミンB群を多く含んでおりダイエットには必要な成分であります。また、コレステロールや脂質をほとんど含んでいない点も健康面においても有効的です。


メリット②:洋菓子に比べカロリーも控えめ!

100gあたりのそれぞれのお菓子のカロリーについてお伝えします。

・もなか・・・285Kcal
・どら焼き・・・284Kcal
・ショートケーキ・・327Kcal
・カステラ・・・319Kcal


一見どら焼きよりも高カロリーに見えますが、最中は一個当たり35gが目安となり、どら焼きは一個当たり80gと必然的に一個のお菓子をたべるなかでどら焼きが高カロリーなお菓子となるため、もなかも個数を守って食べれば低カロリーなお菓子の部類に入ります。


メリット③:女性にうれしい!お肌も綺麗に!

餡子の原料となる小豆には、ポリフェノールが含まれているためアンチエイジング効果に期待もでき鉄分も含まれていることから貧血予防にも効果があります。

また食物繊維が多いため男女共通して便秘にも効果的です!

こういったメリットがあるため、是非ダイエットを行う時の間食にぴったりなお菓子になります。

ただ最中も脂質やカロリーが低いとは言いつつ、糖質が最中の約6割を占めており、普段の食事の炭水化物の量を少しばかり調整することダイエットを行う上では必要になります。

このくらいの量であれば、前後の食事で炭水化物を減らすなどして糖質の量を調整してみましょう。



いつ食べるのがベスト?食べるタイミングに注意が必要


カロリーが他のお菓子に比べ低い最中ですが、注意するべき点はその食べ方にあります。

その押さえておくべきポイントについてお伝えいたします。


ポイント①:BMAL1(ビーマルワン)に注意して食べる。


まずBMAL1とはなにかについてですが、これは時間遺伝子と呼ばれているもので、体内の脂肪細胞に脂肪をため込む働きがあります。このBMAL1が高い時間帯ですが、夜の22時~午前2時の間に数値が上がるため、この時間に最中を食べた場合、太る原因になってしまいます。

ではどの時間に食べることが良いかについてですがBMAL1の数値が低くなる午後2時~午後3時の間が最も身体にとって太りにくい時間帯となります。そのため、最中の間食はこの時間に食べることがベストということになります。




ポイント②:最中と一緒にお茶を飲む

もなかと緑茶


甘い和菓子に合うものは、渋めの緑茶がより美味しく和菓子の味を引き立たせ美味しく食べることができると思いますが、実はただ美味しく味わえるだけではなく、緑茶のカテキンが、血中コレステロール・体脂肪率の低下や血糖値の上昇を抑える働きがあるため、最中のお供に緑茶は最適ということがわかります。また、血糖値の上昇抑制のサポートもしてくれます。

ポイント③:早食いはNG。ゆっくり噛んで食べましょう。


ダイエットで運動をし終わった後に空腹感が襲ってくると思います。そういう時に、甘いものを一気に食べたくなる気持ちもわかりますが、それは最中を食べる際も絶対にNG行為となります。よく噛んで食べること自体、満腹中枢を刺激し食欲自体を抑えることができ、早食いをする人は過食を行うため、必要以上のカロリーを摂取してしまうことになるため、必ずよく噛んで食べましょう。


以上のポイント3点を踏まえて最中を食べることでよりよい間食の時間となると思います!


粒あんとこしあんの2種。皮の有無でかわるカロリーの事実。


実は最中でも中に入っているあんの種類により、カロリーが異なる事実があります。

具体的にそのカロリー差を生んでいるものは、あんこに含まれている小豆の粒の形状です。

粒あんですと、作る工程で多くの割合で小豆の粒の皮を残した状態で粒あんに仕上げますが、こしあんの場合はその皮もすべてすりつぶし、そこに水等を加えて練り上げることでこしあんが完成します。以下、簡潔に粒あんとこしあんの違いについてお伝えさせていただきます。

粒あん:100gあたり約244Kcalです。


あんの作成の過程にて小豆の粒の皮を残します。野菜と同じく、皮の付近は栄養価が高いといわれる部分のため、カロリー自体が自然と高くなります。

こしあん:100gあたり約155Kcalです。


あんの作成の過程において、小豆をつぶしたうえ裏ごしを行うため皮の無いあんとなります。それに加え、練るときの水分量についても粒あんの約2倍の量の水を使い、容量自体で水分量が多くなるため濃度は薄くなります。



こういった作成方法の違いの観点から、カロリーに対しての差ができあがります。そのため、ダイエット期間中はなるべくこしあんの最中を口にすることが良いと思います。また、昨今、最中の食べ方ももともと餡子が入っているものでなく、最中の皮(最中種)と餡子が別個になった形で販売されているものが多くあり、その場合は最中種にのせて食べる餡子の量も加減して食べることができるため、少な目に餡子をつけて食べるのもいいかもしれません。




まとめ


今回は最中を食べることでダイエット期間中においても楽しくダイエットを行えるように最中のカロリーや皮の有無によって変わるカロリー数についてお伝えさせていただきました。

昨今のコロナ禍により、コロナ太りについてテレビ特集などで取り上げられることも多くなってきていますが、無理した食事制限などの場合一時的に痩せることはあってもその後のリバウンドによる体重増加が大きく懸念されます。

そういった単発的なダイエットではなく楽しさを含めた継続的に運動によるダイエットと食事制限を行いうことで、楽しく健康的に長くダイエットをおこなうことができると思います。

これからダイエットを始めようとされる方も是非一度、最中の間食にしたダイエットをお試しくださいませ。